キヤノン(5色)とhp(4色)、どち

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プリンタ(HP)に関するお悩みと回答をまとめています。
今日のお悩みは、こちら。


【質問】
キヤノン(5色)とhp(4色)、どちらがインク代高いですか 新しいプリンタを購入する為、ある程度絞りましたが、hpのofficejet pro 8600plusとキヤノンのMX923で迷っています。 FAX、コピー、スキャナ、用紙カセット有が大前提ですが、上の2機種はどちらもその要件を満たしています。 ただ、キヤノンはインク単体はhpの半額の代わりに買うインクはhpより1色多い5色分、hpはインク代がキヤノンの2倍する代わりにインクの持ちは他社より優れていると言われています。 それらを考慮すると、結局どちらがいいのでしょうか。 因みに主な用途は文書コピー4割、スキャナ(PCへの取り込み)3割、写真印刷2割、年賀状1割といったところです。


【回答】
あまり難しく考えることはありません。インクジェットプリンタの歴史をご存知ですか? インクジェットプリンタの基本技術は、キヤノンが開発したものです。 他社のプリンタは、キヤノンの基本技術の上に成り立っているわけです。 各社、独自の技術を組み込んで差別化を図ってはいますが、基本原理は 「インクを泡立ててノズルに送り、噴射する」 ことには変わりありません。 各社が特許料をキヤノンに支払っていることだけを考えても、キヤノンが有利であることは言うまでもありません。 プリンタ本体を安く抑えてインク代で回収するビジネスモデルも、キヤノン以外の方が顕著であるのは、そのような理由があるのかも知れません。 キヤノンに支払う特許料は、インクには及びませんから、インクの方を高くした方が儲かると言うわけです。 HPのもちがよいと言うのは、ホームユースが多いからではないでしょうか。 ビジネスユースでは、HPはあまり見かけません。 印刷の頻度が高い方が、インクの消費が早いことから、もちが悪いと思われているのかも知れません。 ホームユースで比較している中で、ビジネスユースの意見が混じれば、キヤノンはもちが悪い、と言うことになるのだと思います。 基本的に、後発メーカーは、技術的なものは、発明したメーカーを上回ることはできません。 そのようなケースもないわけではありませんが、インクジェットプリンタに関しては、キヤノンを上回るメーカーはないようです。 華奢かどうかについては、電気的な問題よりも機械的な問題かと思います。 実は私も、ホームユースオンリーで使っていたプリンタが5年で壊れました。 分解して原因を調べたところ、プラテンを駆動するギアの割れです。 かつて販売されていた iP4xxx については1万円台のプリンタでしたが、色々と問題を抱えていたようです。 プリンタ業界も体力勝負の世界になり、安いプリンタを投入するようになってから華奢だと言う印象が出てきたように思いますが、そのようなプリンタでない限り、耐久性は問題ないのではないかと思います。 安いプリンタが華奢だと言うのは、どのメーカーも変わりないと思いますよ。

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