プリンタ(エプソン)に関するお悩みと回答をまとめています。
今日のお悩みは、こちら。
【質問】
プリンターは寒い時期に調子が悪くなるものなのでしょうか? 冬の最低気温マイナス10度くらいにはなる地域に住んでいますが いままで使ったプリンターはすべて12月から調子が悪くなり始め、4月頃から調子が戻ってきます 大体は震えるような大きな音がして文字が2重にも3重にも…なります、気温がマイナスになると決まって発生するのですが 一度こうなってしまうと、いくらギャップ調整をしても直りません、今まで使ったプリンターは4台ともすべてエプソンですが、4台とも同じ時期に同じような症状になっていました、その中の1台は真冬に故障したのですが、中のベルトが切れてしまっていました。 冬は部屋を温めるなどの対策をしてから印刷しているのですが、時間がかかりますし、それでもしっかりと直るわけではありません 夏には、このような不具合はまったく起こらないのですが… 仕方がないので真冬の宛名書きは、すべて手でやっています。 やはりプリンターは気温が低いと調子が悪くなるものなのでしょうか、それとも、また別の理由があるのでしょうか? よろしくお願いいたします。
【回答】
ゴム系および軟質合成樹脂系素材が内部に部品として使われているとします。 これらの部品は低温で硬化します。 硬化するとこれらの部品の性能が十分に発揮されません。 また、これらの素材には「脆化温度」※というのがあり、低温が続く状況に置かれていると、負荷や衝撃で割れたり切れたりします。 ※柔軟性や強度が失われる温度の目安です。 特にローラー部や回転を伝える個所にはにはこうした素材が多く使われています。 問題なのは、これらの部品が「耐寒性」を考慮して作られていない可能性が高いという点です。 真冬にベルトが切れた、というのも低温が原因だと思います。 例として、冷蔵庫に使われる部品は「耐寒性」を考慮して、それに合致した部品を使います。 推測ですが、このようなプリンターは常温の範囲で使用する前提で設計されているんじゃないでしょうか。 常温とは10~35℃程度だと考えていいと思います。 結論を言うと、あなたの地域での使用がプリンターには過酷な状況で使用されているという事です。 これはご自身でEPSONに問い合わせをしてみるしかないですね。
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