プリンタ(キヤノン)に関するお悩みと回答をまとめています。
今日のお悩みは、こちら。
【質問】
家庭用のプリンターを買い替えしたいのですが、仕様に書かれている最大解像度(dpi)が「6000×1200」と「9600×2400」って、肉眼で見て違いが解りますか? ブラザーのDCP-J4225NとキヤノンのMG6930を検討中です。 解像度が高くても、同色が広い場合、明らかに帯状にプリントされてしまうデメリットが有るとか、メーカーにより異なりますか?
【回答】
プリンタの解像度は画像の解像度とは違います。 9600×2400dpiというのは、最小ドットのことです。 横が9600分の1インチ、縦が2400分の1インチの点が書けるという意味です。 画像の解像度は家庭用プリンタでは300dpiも怪しいもんです。 プリンタの解像度を写真など画像の解像度と混同する人が多いですが、300D/Iといったら1インチ(25.4mm)当たり300回も噴射しなければならないのですよ。 私のプリンタは1秒間に20cmくらい印刷します。 しかし往復で印刷するので半分の10cmくらい印刷することになります。 10cmは4インチですから、1秒間に1200回も噴射しなければなりません。 しかしそんなことは絶対に無理なので私のプリンタは1600個くらいのノズルで印刷します。 1600個なら1秒間に1回噴射すればいいのですが、横一列に並べれば紙送りが1ドットずつになりますから、横に並べられないので縦に並べ10ドット飛びに10段階に分けて印刷します。 下の写真は途中で印刷を止めたものですが、10段階になってるのが分かるでしょうか? 私のプリンタはMG6130で9600×2400です、 ノズル数はC/M/GYは1600個位のノズルがあります。 あなたの検討しているMG6930の昔のもので主要諸元は同じだと思います。
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